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金正日「ナンバー2」を作らず

朝鮮労働党代表者会後に行なわれた記念撮影(C)AFP=時事 朝鮮労働党は9月28日、党代表者会を開催し、金正日(キム・ジョンイル)総書記を党総書記に再推戴し、3男の金正恩(キム・ジョンウン)氏を党中央委員に選出、金正恩氏は新設の党中央軍事委員会の副委員長に就任した。党代表者会での決定で、金正恩氏は…

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復活した「中朝血盟関係」の裏側

10月10日、閲兵式で談笑する金総書記と周政治局常務委員(C)AFP=時事 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中(8月26日~30日)、朝鮮労働党代表者会(9月28日)、同党創建65周年(10月10日)、朝鮮戦争への中国人民志願軍参戦60周年(10月25日)という北朝鮮をとりまく一連の政…

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「第2回核実験前」に似る北朝鮮の「政」「軍」関係

11月30日に韓国国内で行なわれた北朝鮮の砲撃に対する抗議集会 (C)時事 北朝鮮は11月23日午後2時34分、韓国の黄海にある延坪島に突然砲撃を始めた。砲撃は同2時55分まで続き、韓国軍は同2時47分ごろからK9自走砲による反撃の砲撃を開始し、韓国側は最高レベルの警戒態勢である「珍島犬1」を発…

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北朝鮮「共同社説」の読み方

第105戦車師団の施設を視察する金正日総書記。写真は朝鮮中央通信が1月4日に配信したが、実際の視察の正確な日時は不明 (C)EPA=時事 北朝鮮の労働党機関紙「労働新聞」など3紙の新年の共同社説が発表になった。共同社説は前年を総括し、その年の路線を提示する重要文献である。金日成(キム・イルソン)時…

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リビアを見つめる金正日の心象風景

中国の孟建柱公安相(右から2人目)からの贈り物を見る金正日総書記(左)と3男の金正恩労働党中央軍事委副委員長(右)=2月14日撮影=(C)AFP=時事 チュニジアの「ジャスミン革命」が燎原の火のごとく中東各地へ広がっている。リビアは事実上の内戦状態である。そうした中で、独裁者を次々に打ち倒している…

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金正恩「国防委入り見送り」の内実

 北朝鮮は4月7日、最高人民会議第12期第4回会議を開催した。注目された金正日(キム・ジョンイル)総書記の3男・金正恩(キム・ジョンウン)党中央軍事委副委員長の国防委員会の第1副委員長や副委員長への就任はなく、「後継体制」づくりの急進展はなかった。 最高人民会議の議題の1つであった「組織(人事)問…

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「カーター訪朝」で露見した金正日の外交手腕劣化

4月28日、訪朝を終えてソウルで記者会見するカーター元米大統領(左)とブルントラント元ノルウェー首相 (C)AFP=時事 3月11日の東日本大震災の甚大な被害と福島原発災害によりメディアの国際報道が薄くなっているが、リビアを含めた中東情勢や朝鮮半島情勢は依然として注視が必要な状況であることに変わり…

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「中朝血盟関係」にすがるしかない金正日

北朝鮮の金正日総書記(左)と中国の胡錦濤国家主席の会談を報じる中国中央テレビ (C)時事 北朝鮮の朝鮮中央通信は5月27日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が20日からの非公式中国訪問を終え、27日、北朝鮮に帰国し、3男の金正恩(キム・ジョンウン)党中央軍事委副委員長、実妹の金慶喜(キム・…

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「面従腹背」の中で進む北朝鮮「後継」整備

 北朝鮮は昨年9月28日、44年ぶりに党代表者会を開催し、金正日(キム・ジョンイル)総書記の3男、金正恩(キム・ジョンウン)氏を党中央軍事委副委員長に選出し、金正恩氏は後継者として公に登場した。先軍政治を反映し、金正日最高司令官はその前日の27日に金正恩氏に「大将」の軍事称号を授与した。 このとき…

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「金正日死亡」後の北朝鮮はどうなるか

 北朝鮮の各メディアは2011年12月19日正午、最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記が同17日午前8時半、現地指導に向かう列車の中で心筋梗塞により死亡したと一斉に発表した。...

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韓国初の女性大統領は誕生するか

2002年に北朝鮮で金正日総書記と会談した朴槿恵氏(c)AFP=時事...

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金正恩体制を固める「核心側近」7人

 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が昨年12月17日に死亡し、金正恩(キム・ジョンウン)後継体制づくりが急ピッチで進んでいる。 12月19日の死亡発表と同時に発表された国家葬儀委員会の名簿では「喪主」に当たる名簿トップにランクされた。また労働党中央委など権力5機関が発表した「すべての党員と…

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「強盛大国」「人民生活の向上」はどこへ行った?

1月1日、北朝鮮の戦車師団を視察した金正恩氏[朝鮮中央通信が配信](C)AFP=時事 1月8日は金正恩氏の29歳の誕生日であったが、特別な祝賀行事はなかった。金正日総書記への追悼ムードが残る中で祝賀行事をするわけにもいかなかったのが実情だろう。ただ、朝鮮中央テレビは「白頭の先軍革命偉業を継承され」…

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進む指導部固め

 北朝鮮の朝鮮労働党中央委政治局は2月18日、党代表者会を4月中旬に開催するとの決定書を採択した。党政治局決定書は、党代表者会開催の目的を「金正日(キム・ジョンイル)同志の聖なる革命的生涯と不滅の革命業績を千年、万代末永く輝かし、敬愛する金正恩(キム・ジョンウン)同志の周りに堅く団結し主体偉業、先…

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「ミサイル」「最高指導者」北朝鮮、激動の4月

3月25日、金正日総書記の中央追悼大会に出席した金正恩氏 (C)AFP=時事 金正日(キム・ジョンイル)総書記が昨年12月に死亡し3月25日で100日が経過したが、金正恩(キム・ジョンウン)後継体制にとってこの4月をどう乗り越えるかが重要な岐路になりそうだ。2月29日の米朝合意をわずか半月で覆すよ…

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深謀渦巻く北朝鮮中枢人事の「躍進」「失脚」「牽制」

4月15日、金日成主席誕生100周年の閲兵式に出席した金正恩労働党第1書記 (C)EPA=時事 北朝鮮は4月11日、第4回党代表者会を開催し、党規約を改正、故金正日(キム・ジョンイル)総書記を「永遠の党総書記」に奉じ、後継者の金正恩(キム・ジョンウン)氏を「党第1書記」に推戴した。また、同13日に…

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「光明星」落つ 朝鮮半島に迫る核実験危機

 北朝鮮は4月13日、金日成(キム・イルソン)主席の誕生100周年を祝い、金正日(キム・ジョンイル)総書記の遺訓であり金正恩(キム・ジョンウン)時代の幕開けの「祝砲」である「光明星3号」を打ち上げたが、見事に失敗に終わった。北朝鮮では金正日総書記を意味する「光明星」という名前を付けた「衛星」打ち上…

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胡錦濤主席の叱責――「核実験阻止」に全力を挙げる中国

 北朝鮮は4月11日の第4回党代表者会、同13日の最高人民会議第12期第5回会議で金正恩(キム・ジョンウン)氏を党第1書記、国防委員会第1委員長に推戴し新たな指導体制を確立すると、金永日(キム・ヨンイル)党国際部長(党政治局員候補)を団長とする代表団を4月20日から24日まで中国に派遣し、中国側と第2回戦略対話を行なった。...

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北朝鮮「綱渡りの外交」と「50年ぶりの干ばつ」

 北朝鮮は4月の第4回党代表者会、最高人民会議第12期第5回会議で金正恩(キム・ジョンウン)氏への権力継承作業に一区切りを付け、金日成(キム・イルソン)主席の誕生100周年の祝賀行事で重要政治日程を終えた。4月13日の人工衛星(長距離弾道ミサイル)打ち上げ失敗は後継体制に冷水を浴びせたが、追加的な…

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「李英鎬解任劇」の裏で進む北朝鮮の「経済改革路線」

昨年9月9日、建国63周年を記念した閲兵式で、金正日・正恩父子の間で敬礼する李英鎬氏 (C)AFP=時事 金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がついに経済改革に踏み出すのではないかという原稿を書き終え、フォーサイト編集部に送った直後の16日朝に、北朝鮮軍部のトップで金正恩氏の最側近とされてきた李英鎬…

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北朝鮮の電撃的な権力再編(上)「李英鎬解任」と「文化小革命」の背景

 北朝鮮で現在起こっている現象をどう理解すればよいのだろうか。 金正恩(キム・ジョンウン)氏が主導しているとみられる「文化小革命」的な諸現象と、その一方で進行している李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長の解任を含めた権力再編や経済改革への動きなど深刻な内部状況をどう全体的に理解すれば良いのかという問題だ。…

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北朝鮮の電撃的な権力再編(下)存在感を増す金慶喜党書記

 李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長解任劇の実相は諸説紛々だ。 韓国の朝鮮日報は7月20日、李英鎬総参謀長が解任された直後、李氏を連行しようとした崔龍海(チェ・リョンヘ)軍総政治局長配下の兵士と李氏の護衛兵との間で戦闘が起き、20人余りが死亡したと報じた。 しかし、20人もの死亡者が出る交戦があったなら…

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「経済改革」を前に身震いする金正恩後継体制(上)「金慶喜」の健康不安

 北朝鮮は9月25日に最高人民会議第12期第6回会議を開催したが、準備を進めている「新たな経済管理改善措置」という経済改革措置に関連した議題はなく、まったくの「肩すかし」に終わった。 最高人民会議は、金正恩(キム・ジョンウン)氏を国防委員会第1委員長に選出し憲法も一部改正した今年4月に続く開催であ…

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「経済改革」を前に身震いする金正恩後継体制(下)「70年代キャンペーン」の意味

 北朝鮮の「新たな経済管理改善措置」は10月1日にも実施される可能性があるとみられていたが、本稿執筆時点ではまだ実施されていないようだ。 これまでに指摘されている経済改革の大枠は、▽農業分野では「分組」と呼ばれる集団責任制の生産規模を「10人から25人」から「4人から6人」という実質的には世帯ごと…

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北朝鮮「政軍関係の軋み」で「ミサイル発射」の悪手(上)

米ジョンズ・ホプキンス大コリア研究所が11月29日に公表した北朝鮮西部・東倉里の「西海衛星発射場」を写した衛星写真。写真右上にミサイルを運ぶトレーラーが2台並んでいる=26日。[デジタルグローブ社撮影](C)時事 金正日(キム・ジョンイル)総書記が昨年12月17日に死亡し、まもなく1年になる。金正…

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北朝鮮「政軍関係の軋み」で「ミサイル発射」の悪手(下)

 北朝鮮の宇宙空間技術委員会スポークスマンが12月1日に発表した談話は、「偉大な領導者、金正日(キム・ジョンイル)同志の遺訓を高く奉じ、わが国自身の力と技術で製作した実用ロケットを打ち上げることになった」とし、「われわれの科学者、技術者たちは4月の衛星発射で現れた欠点を分析し、ロケットの信頼性と精…

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北朝鮮にとっての「金正男」とは――繰り返し流れる「亡命説」「暗殺指令説」

 昨年12月19日の韓国大統領選挙の直前に、韓国人の知人から「金正男(キム・ジョンナム)氏に関する日本での最近の情報はないか」と問い合わせがあった。 そんな質問をしてきた理由を尋ねると、投票日を前に「金正男氏が密かに韓国に亡命していてソウルで会見をする」「韓国の放送局が金正男氏とインタビューに成功…

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